生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
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生産国 | フランス | |
格付け/生産者 | アンリ・ジャイエ | |
地方 | ブルゴーニュ | |
地区 | コート・ド・ニュイ | |
村 | ヴォーヌ・ロマネ | |
ブドウ品種 | ピノ・ノワール |
とりわけ人気を誇る銘酒のヴォーヌ・ロマネはアンリ・ジャイエ氏が手がけたワインのなかでも入手が難しいです。
19世紀末のフィロキセラ禍の後、クロ・パラントゥは前世紀からその名を馳せていましたが栽培が非常に困難な土地で、休耕地として長い間放置されていました。
パンのような香ばしさがあり、モンラッシェのパワーとロマネ・コンティのフィネスを兼ね備えたような逸品。クッキーのような甘い香りに、ムスクのニュアンス、ブランデーのような香気が印象的。タンニンもボディも中庸なのに、とても余韻が長い。醤油のような発酵由来の香りや、紅茶のようなニュアンスも感じられ、とにかく複雑。
アンリ・ジャイエ氏は16歳から畑に出ては、同村の1級クロ・パラントゥ(クロ・パラントー)などの畑を徐々に購入し、
ブルゴーニュワインの世界に革新的技法を持ち込みました。
それは栽培においては徹底した剪定と選果、農薬の制限など現代の有機栽培に先駆けた手法であり、
醸造においては天然酵母の使用、発酵前のぶどうの低温浸漬、新樽による熟成、ろ過しない瓶詰めなどに渡り徹底的に。
低温浸漬とは未発酵の果汁を除梗して、発酵開始前の4〜6日間、
密閉式の冷却槽で低温にして漬け込んでおくというもので、ジャイエ氏はできる限り発酵時間を長引かせるため、
新酒の場合は三週間に及んで果皮を漬け込むうえ、先行して1週間、低温での浸漬をおこないます。
この低温浸漬により造られたジャイエ氏のワインは、色合いが深く、かぐわしい香りを生み出すのです。
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